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使徒言行録 10章1-23前半節
ペトロがなおも幻について考え込んでいると、“霊”がこう言った。「三人の者があなたを探しに来ている。立って下に行き、ためらわないで一緒に出発しなさい。わたしがあの者たちをよこしたのだ。」

花材/ハイビスカス・彼岸花・百合・タマシダ
花材/ハイビスカス・彼岸花・百合・タマシダ

 行動力があり素早い対応をする事を、フットワークが軽いと表現します。大切な人に出会いに行く時、どれくらいの距離や時間ならば気軽に向かうことができるでしょうか。もしも突然、御使いから60Km離れた所にいる人を招くように示されたならばいかがでしょう。現代なら車で2時間あれば行ける距離ですが、聖書に書かれているのは紀元40年頃のこと。徒歩だとおよそ14時間かかります。どうやらコルネリウスの部下と召使いは、夕方に指示を受けてからすぐに出発したようで約20時間後には目的地に到着しています。

 ペトロにとってもチャレンジです。主の幻で勧められていることは、今まで一度もやったことのない、律法に反することだったからです。それでも主は、幻を三度繰り返してペトロに大切なことを伝えます。それは律法を成し遂げられたイエス・キリストにより、今まで律法で汚れていると見なされていた生き物たちをも、天で清いと宣言してくださる可能性です。それは異邦人の救いを示唆しています。ペトロにとって今までの価値観が引っくり返される出来事でした。しかしそこに主の願いがあり、福音の広がりがあり、新しい出会いがあるのです。


音声メッセージ


使徒言行録 9章19後半-31節
それで、サウロはエルサレムで使徒たちと自由に行き来し、主の名によって恐れずに教えるようになった。

花材/百合・鶏頭・サルビア・コスモス
花材/百合・鶏頭・サルビア・コスモス

 江波教会がこの地で宣教を開始してから66年目を迎えます。テントを用いての伝道礼拝から始まり、今このような実りを見ているのです。伝道とは、道を伝えると書きます。剣道、柔道、茶道、書道などがあるように、イエス・キリストの道があります。それはイエスに倣う(ならう)生き方です。

 最初期にイエスを宣べ伝えた一人に、サウロ(パウロ)という人物がいます。彼は元々ユダヤ教の信者で、キリスト教会を迫害していました。しかし、「目からうろこ」の出来事から回心し、逆にイエスを宣べ伝える者へと変えられます。彼は、ユダヤ教を信じている人が、キリスト教につまずく箇所が分かっています。それは彼もまた通って来た道だからです。主イエスとの出会いによって、一歩だけ違う道を歩むことになり、命と真理を受け取りました。それならば今度は、主にある喜びの知らせを、隣人へと分かち合いたいと願ったのです。それは橋をかけて、道を繋げていく事に似ているかもしれません。片方の橋は共通点を持つ隣人のもとへ、もう片方は直接イエスへと繋げます。イエス・キリストが、十字架によって神と人とを繋げる架け橋となってくださったからです。


音声メッセージ


花材/とくさ・トルコ桔梗・菊・タマシダ
花材/とくさ・トルコ桔梗・菊・タマシダ

(福音讃美歌210番)

主を待ち望む ものは新たに

力を受けて のぼる

走り疲れず 歩みてうまず

鷲のように のぼる

※江波教会創立66年記念礼拝にて

江波キリスト教会 〒730-0834 広島県広島市中区江波二本松1丁目10−26 TEL:(082)231-4561

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